1919年から1956年まで存在し、1956年以降、日産の傘下になった精密時計製造企業【株式会社鶴巻時計店英工舎】のゼンマイ式振り子時計です。量産型とは違い、製造数が極めて少なく、まず市場にも出回らない昭和初期の品とのことで、未だに正確な時を刻んで動き続ける、昭和の職人技術が光る逸品です。下のガラスから動く振り子が見えます。扉を一枚開けると、未だに動作し続ける振り子の内部機構を確認することができます。裏面のステッカー的なものには、has been manufactured at their works with first class materialsIts excellent train and it’s precise setting are guaranteed(こちらは、同社の工場で一流の素材を用いて製造されています。優れた時間調整と正確なセッティングを保証します。)との記載があります。